腰痛持ちが選ぶべきマットレスとは?

腰痛持ちが選ぶべきマットレスとは

起きたら「腰が痛い...」

人間は人生の半分を寝て過ごしています。それだけ大事な睡眠。睡眠の質を上げるという事は、人生の半分をよくするようなモノです。その間、体を受け止めているのはマットレスただ一つです。

朝、目覚めると腰がズキッ…。そんな場合、もしからしたr、マットレスが合っていないかもしれません。

今回は、腰痛とマットレスについてです。

 

この記事の目次

1.【マットレス】の硬さが合ってない

2.【腰痛】マットレスと腰痛の関係

 2-1.マットレスが硬すぎる場合

 2-2.マットレスが柔らかすぎる場合

3.【硬さ】腰痛持ちのためのマットレス硬さ

 3-1.「ニュートン(N)」の数値を目安にする

 3-2.「寝返りのしやすさ」を確認する

 3-3.「背中と腰の隙間」をチェックしよう

4.【体系と体重】にあったマットレスを選ぼう

5.【体の形】に合わせたフィット感で決めよう

6.【まとめ】

 

 

1.硬さが合っていない

硬さ選びが重要

よい眠りはマットレスで決まる!!という事をご存知でしょうか?

私たちは人生の約3分の1を眠って過ごします。その間、体を受け止めているのはマットレスただ一つです。

「朝起きると腰が痛い」「寝ても疲れが取れない」場合、マットレスがあっていない可能性があります。

マットレスを選ぶには、寝ているときの姿勢と、マットレスの硬さを適切に選ぶ必要があります。とくに、マットレスの硬さは、腰痛持ちには、とても重要になります。

 

「なんとなく良さそう」という感覚だけでなく、自分の体重や寝返りのしやすさを基準に選ぶことで、マットレスは単なる寝具から「腰を守る最高のパートナー」に変わります。

 

2.マットレスと腰痛の関係

理想の寝姿勢とは?

理想的な寝姿勢の正体は、「直立している時の自然な姿勢」を横になった状態でも維持することにあります。

背骨が描く緩やかなS字カーブを崩さないことが、筋肉の緊張を解き、腰や背中への負担を最小限に抑える鍵となります。 この姿勢を支えるのがマットレスの重要な役割です。

ポイントは「体圧分散」と「適度な反発力」

理想的な寝姿勢とは、私たちが立っている時と同じように、背骨が自然なS字カーブを保っている状態を指します。

 

2-1.マットレスが硬すぎる場合

接地面が肩やお尻などの突出部に集中し、腰が浮いてしまいます。これが局所的な血行不良やしびれを招きます。腰は痛くなり、血行は悪くなります。

 

マットレスが硬すぎる場合

これが局所的な血行不良やしびれを招きます。

腰は痛くなり、結構は悪くなります。この「腰の浮き」を解消するには、隙間を埋めて体圧を分散させることが不可欠です。体圧分散に優れたマットレスなどを選びましょう。身体のラインに沿って沈み込み、浮いた腰を優しくホールド。全身を「面」で支えることで、特定の部位への圧迫を解放し、朝まで深い眠りをサポートします。

 

 

2-2.マットレスが柔らかすぎる場合

マットレスが柔らかすぎる場合

体の重い部分(臀部)が沈み込みすぎて「くの字」姿勢になり、腰椎に過度なストレスを与えます。

また、寝返りに必要な踏ん張りが効かなくなる点もデメリットです。

 

マットレスが柔らかすぎると、体重の約44%が集中する「お尻」が深く沈み込んでしまいます。

すると、横から見た時に体が「W字(またはV字)」に折れ曲がった姿勢になり、常に腰がストレッチを強要されているような緊張状態が続いてしまいます。

 

「硬ければ良い」という固定観念を捨て、自分の体型に合わせてS字を正しくキープできる硬さを選ぶことが、腰痛対策の第一歩です。

 

 

3.腰痛持ちのためのマットレス硬さ

腰痛ケアのためのマットレス「硬さ」の選び方

腰痛対策において、最も大切なのは「自分の体型で、背骨のS字カーブが維持できるか」という点です。

私たちの背骨は、重い頭を支え、衝撃を逃がすために緩やかなS字を描いています。寝ている間もこの形をキープできれば、腰まわりの筋肉や椎間板への圧迫が解放され、効率よく疲労を回復させることができます。

しかし、マットレスが体に合っていないと、このカーブが崩れて「不自然な反り」や「過度な沈み込み」が発生し、一晩中腰に負担をかけ続けてしまうのです。

「自分にとっての正解」を見極めるために、以下の3つの基準を参考に、最適な一枚を見つけましょう。

 

 

3-1. 「ニュートン(N)」の数値を目安にする

ウレタンマットレスの場合、硬さは「N(ニュートン)」という単位で示されます。

一般的な目安は以下の通りですが、体重によって体感は大きく変わることに注意してください。

 

100N未満(柔らかめ): 体重が軽い方(40kg以下)や、包み込まれる感覚が好きな方向け。

100N〜140N(標準): 体重が50〜80kgの方に推奨される、最も一般的な硬さ。

140N以上(硬め): 体重が80kg以上の方や、がっしりした体格の方。沈み込みを抑え、しっかり支えます。

 

このように、Nで決めると、基準になります。

 

 

ベッドの選び方 寝返りのしやすさ

3-2. 「寝返りのしやすさ」を確認する

腰痛がある方にとって、寝返りは「天然のマッサージ」です。同じ姿勢が続くと血行が悪くなり、腰の痛みを増幅させてしまいます。寝返りを自然に打てるマットレスを選びましょう。

 

 

マットレスに反発力があるか

反発力があるか

「押した瞬間に押し返す力が働く『高反発』素材は、腰痛持ちの方にとって心強い味方です。

沈み込みすぎないため、寝返りを打つ際もマットレスの反発力が背中や腰をポンと押し出すようにサポートしてくれます。これにより、余計な筋力を使わずに最小限の力でコロコロとスムーズに寝返りが打てるようになり、寝ている間の筋肉の緊張や、腰への局所的な負担を大幅に軽減してくれるのです。

 

マットレスが沈み込みすぎていないか

沈み込みすぎていないか

お尻が深く沈んでしまうと、寝返りを打つたびに腰を捻る大きな力が必要になり、負担が増してしまいます。

 

体圧分散がスムーズか

特定の場所にだけ体重がかかると、その部分の血管が圧迫され、痛みやしびれの原因になります。「体圧分散性」に優れたマットレスは、腰だけでなく全身にバランスよく重さを逃がしてくれるため、筋肉がリラックスした状態で眠りにつけます。

 

背骨が「理想のS字カーブ」を保てているか?

立っている時の自然な姿勢を、寝ている間もキープできるかが重要です。柔らかすぎると腰が「くの字」に曲がり、硬すぎると腰とマットの間に隙間ができて負担が集中します。

「適度な硬さ」と「フィット感」の両立が、翌朝の腰の軽さを左右します。

 

寝返りを妨げない広さがあるか?

どんなに質の良い素材でも、寝返りをするスペースが狭いと無意識に動きを抑制してしまいます。

腰痛対策として選ぶなら、肩幅の3倍程度の余裕があるサイズ(シングルなら幅97cm以上、できればセミダブル)を選ぶのが、より「天然のマッサージ」を活かすコツです。

 

ワンポイントアドバイス

店舗で試す際は、ただ仰向けになるだけでなく、「実際に3回ほど左右にゴロゴロと寝返りを打ってみる」のが失敗しない選び方です。少しの力で体がくるりと回る感覚があるか、ぜひ確かめてみてください。

 

3-3. 「背中と腰の隙間」をチェックする(試し寝のポイント)

実際に寝てみる際は、仰向けになった時に腰とマットレスの間に手を入てみてください。

 

理想的な隙間

マットレスと腰の間に、手のひらがギリギリ入るか入らないか。これが、腰が浮かず、沈みすぎてもいない「理想の体圧分散」状態です。

 

仰向け時

腰とマットレスの間に「手のひらが一枚スッと入る程度」の隙間が理想です。隙間が空きすぎている(硬すぎる)、あるいは手が全く入らない(柔らかすぎる)状態は、S字が崩れているサインです。

 

横向き時

背骨が頭からお尻まで「床と並行に一直線」になっているかを確認します。肩やお尻が適度にしずみ、ウエスト部分がしっかり支えられているのが、S字を横から見た際の理想的な形です。

 

【隙間がガバガバの場合】

硬すぎます。腰が浮いてしまい、筋肉が緊張し続けます。

手が入る余裕が全くない場合は、マットレスが柔らかすぎます。腰が沈んで「くの字」になり、神経を圧迫しやすくなります。

 

 

筋肉を使わずに「寝返り」ができるか試す

背骨のS字を保てていても、同じ姿勢で固まってしまうと腰痛は悪化します。

睡眠中の寝返りは、腰の筋肉をほぐすストレッチのような役割を果たします。マットレスに体が埋まってしまい、寝返りを打つのに「よし、動くぞ」という意識や力が必要なものは、腰痛持ちの方には不向きです。

最小限の力で「コロッ」と転がれる反発力があるかどうか?これが、朝起きた時の腰の軽さを左右する隠れた重要基準です。

 

4.体系と体重にあったマットレスを選ぼう

 

理想の眠りは「自分を知る」ことから

腰痛を未然に防ぎ、心身ともにリラックスして眠るためには、既製品の評判よりも「自分の体型と体重に対して、そのマットレスがどう反応するか」を見極めることが重要です。

同じマットレスでも、使う人の重さが違えば、体にかかる反発力や沈み込みの深さは全く異なります。

以下のポイントを参考に、あなたの体にジャストフィットする一枚を選びましょう。

 

体重45kg以下(細身・小柄な方)

柔らかめ(〜100N前後) 体重が軽い方は、硬すぎるマットレスだと体が全く沈みません。

すると、腰とマットレスの間に隙間ができ、腰痛の原因になります。

体を優しく受け止める、ソフトな層があるものを選びましょう。

 

体重45kg〜75kg(標準体型の方):

ふつう(110N〜140N前後) 最も選択肢が多い層です。

表面は柔らかく、芯はしっかりした「多層構造」のタイプを選ぶと、体圧分散と寝姿勢の維持を両立しやすくなります。

 

 

体重75kg以上(大柄・がっしりした方)

硬め(170N以上〜) 体重がある方は、普通の硬さではお尻が沈み込みすぎてしまいます。体を下からしっかりと押し戻す「高反発」や、密度の高いコイルマットレスが、理想のS字カーブを守ってくれます。

 

 

5.「体の形」に合わせたフィット感で決めよう

体重だけでなく、肩幅や腰のくびれといった「体型」も判断材料になります。

 

筋肉質・スポーツ体型の方

肩周りやお尻に厚みがあるため、特定の部位に圧力が集中しがちです。部位ごとに硬さを変えた「ゾーン設計」のマットレスなど、体の凹凸を吸収してくれるタイプが向いています。

 

フラットな体型の方

体の凹凸が少ない方は、硬すぎるものを選ぶと「板の上で寝ている」ような痛みを感じることがあります。表面に低反発やキルト層がある、フィット感の高いものだと腰の隙間が埋まりやすくなります。

 

 

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